〈産地情報〉 ひじき


(遠方より撮影 )
海面に沢山漂うモノを発見!
いったい何だろう?
やや近づいてみたら、岩に何やらひっついているものが見える。海草か?「これは一体なんだ?」 「オオーッ!」岩にしっかりと付いているものがハッキリと確認できる!「こっ、これは?!」

「そうです!これが天然の伊勢志摩産ひじきです!!」原藻の状態では芽ひじきと長ひじきがひっついているのです。色は淡い黄土色をしていて、口に入れたらコリコリしました。 これを地元の海女さんが鎌で少しずつ刈り取っていくのです。
足腰が痛くなる大変な作業なんです。
ちょこっとお手伝い(邪魔?)して、あとはプロにまかせ、離れて見学。「ほんとに皆さん精がでますねぇ〜。」底知れぬ体力に脱帽です。

なにやら船が近づいてきました。
実は、この船に先程、岩場で刈り取ったひじきを積んで陸地へ運ぶのです。量が増えたら、岩場を歩いて持って帰るのは大変ですからね。
持ち帰った生のひじきを皆さんが手分けして、地面に広げて天日乾燥します。 見る見るうちに、どんどん広くなっていきます。う〜ん圧巻!さぁ、ひじきたちお天道様の力で美味しくなるのですよ。

この様に、浜近辺で収穫天日乾燥されたものが、ひじき加工業者へ持ち込まれ、そこで、

水洗い→蒸す(蒸さなければ、固い。)→乾燥→貝殻・石などの夾雑物を除去袋詰め→出荷となります。

ひじきは、韓国や中国からの輸入品が大半を占める中、本物の伊勢志摩産のひじきの素晴らしさを改めて実感しました。

(海女さんと記念撮影)
地元の皆さんお疲れ様でした。